新規開拓営業とは言うけれど、実際には一体どんなものがあるのだろうかと考えたことのある営業担当者の方は結構多いのではないでしょうか？今回の記事ではそのような疑問を持つ方に今行われている新規開拓営業の方法をそれぞれジャンルごとに分け、それぞれのメリットを解説していきます。
①新規開拓営業の方法
②それぞれ新規開拓営業方法のメリット
③商材にあった新規営業方法の選択基準
Contents
新規開拓営業の方法とは一体どのような方法があるのか
新規開拓営業の方法と一口で言っても、その方法はとても多くそしてお客様の印象もまた方法ごとに大きく変わってきます。
さらに言えば扱っている商材によっての向き不向きもありますので、自分自身が今どのような商材を扱っているのかも考えながら読んでいただくと今後の営業方針の助けになると思います。
アウトバウンド型の新規開拓営業とは？
こちらから積極的消費者や企業に新規開拓営業を行う種類の営業方法をアウトバウンドマーケティングと呼びます。積極的にアプローチを行うことが出来る反面、後述するインバウンド型の営業方法と比べるとコストが高くなりやすいといったデメリットがあります。
①テレフォンアポイント営業（電話営業）
テレフォンアポイント営業（以下テレアポと略）は電話で訪問などの約束を取り付けたり、お客様への資料送付の了承をいただく等、次のステップに進むために行うと言った場面が多くなります。新規開拓営業の方法としてはポピュラーな部類です。
■メリット
短時間で多くのアプローチが可能
営業の結果がわかるまでの期間がとても短い
コストが比較的安く済む
テレアポは電話で営業を行うため、他と比べ早い回転で営業先にアプローチをかける事が可能です。必要なものも電話をかける人員と電話回線のみなので、手軽に始める事のできる方法です。
②飛び込み営業（訪問営業）
飛び込み営業はアポイントの無い企業に直接訪問して行う新規開拓営業の方法になります。こちらもポピュラーな部類ですね。上記のテレアポと同様に、まずはここから始める企業も結構多いのではないでしょうか？こちらのメリットデメリットも確認していきましょう。
■メリット
直接会話するためしっかり話を聞いてもらえる
商材や資料を持ち込めるため伝わりやすい
お客様のところに直接出向いてしまえば対面で資料や商材を見てもらいながら営業が出来るので、他の方法と比べて情報の伝達力は段違いに高いです。そして対面という環境はどの手段よりもしっかり話を聞いて貰えますし、商材を売り込む前に自身を売り込んで人柄を気に入ってもらいリピートしていただく、という方法にも持ち込みやすくなるでしょう。
③メール・FAX・ダイレクトメール
こちらはお客様にテキスト形式でイベントの告知や商品の紹介を行う形式になります。こちらから新規開拓営業を行う方法としては一番カジュアルで件数をこなせる方法になります。
■メリット
お客様の目に止まりやすい
大量に送付することが出来る
コストの安さはピカイチ
受け取り側の好きなタイミングで見ていただけるので、飛び込み営業やテレアポと比べてお客様に情報が伝わりやすく、また人的コストを抑えて大量に送付する事が出来るのは大きなメリットです。
インバウンド型の新規開拓営業の方法とは？
インバウンド営業とはお客様からこちらに働きかけてもらう方法になります。お客様がこちらに興味を持ってもらった状況から始まるため新規開拓営業としてはアウトバウンドに比べて契約成立確率が高くなる傾向にあります。それではどのような種類があるのか見ていきましょう。
①SNS運用・ホームページ運用
FacebookやInstagram、TwitterなどのSNSやホームページなどの媒体を使い商品のイメージアップを狙った投稿などを行っていく方法になります。またSNSでの広告出稿などもこちらに含まれます。
■メリット
情報伝達が早い
広告コストの削減が可能
反応が数字で確認できる
上手にホームページやSNSを活用すれば多くの人に情報が拡散していきますし、情報自体もすぐに発信することが出来るので無料かつ手軽で素早い情報発信の筆頭と言えます。
無料で多数のお客様に見てもらうにはややコツが必要ですが、ネットでは有料の広告という形で発信する手段もありますのでとにかく多くの人に見てもらいたい時には有料広告を利用を考えるのも手です。
②YouTubeなどの動画メディア
現在は動画サイトなどを利用する人がとても増えました。SNSやホームページ運用と比べると一投稿あたりの労働コストは高めになりますが新規開拓営業の手段として利用するには多くのメリットがあります。
■メリット
多くの人が利用している
文章や画像と比べ圧倒的に情報量が多い
画像や文書と比べるとやや難易度は高くなりますが、新規開拓営業の方法として考えるとアプローチの柔軟性も高く情報量も多いので非常に効果的な方法と言えます。一つ注意点として見てもらわなければ何も始まらないので、パッと見たくなるような仕掛け作りなどは入念に行うようにしましょう。
③広告運用
とても定番の新規開拓営業の方法ですね。しかしインターネットの世界が発達した事により、この広告運用の手段もオフラインの電車内吊革広告などの紙媒体にオンラインのWeb広告、人気インフルエンサーによる紹介など多岐にわたるようになりました。
■メリット
web広告の場合、ターゲットを絞った展開ができるまた、文書や動画など宣伝方法も多岐に渡る。
オフライン広告の場合、不特定多数のお客様にアプローチが可能
オンライン広告の場合こちらからどの層へ広告を表示するか選ぶ事が可能なので、ピンポイントにターゲットを絞る事ができます。また、個人で使用するものが殆どになりますが人気インフルエンサーなどに商品のレビューなどを依頼すれば、実際の使用感などを説明してもらう事ができますのでより利用者側に立った宣伝も可能になります。
オフラン広告の場合は電車内やタクシー、新聞の折込チラシなどを利用して不特定多数の方に見てもらう事により広く多くの方に認知してもらえます。ピンポイントで狙うよりもやや効果が薄そうに見えますが、こちらは潜在的な顧客を発掘する可能性があります。
外部リンク
まとめ：新規開拓営業の方法はそれぞれ特化したメリットがある
いかがだったでしょうか？一言で新規開拓営業といっても求める結果は同じだとしても様々なアプローチ方法があります。今扱っている商材にとってどの方法が向いているかを導き出せれば、きっと今よりも良い結果が残せるようになるでしょう。
そして、これは良いと思ったアプローチ方法があれば一つに絞らずに様々な方法を試しましょう。
武器は多いに越したことはありません！
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