就職や転職活動をする中で、「給料面」は誰もが大事にするポイントだと思います。営業を職業にするなら、その中でも稼ぎやすい業界で働きたいですよね。そこで今回は、営業職の中でも稼げる業界についてランキング形式でご紹介していきたいと思います。
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営業職は稼げるのか?給与形態について
稼げる営業ランキングを紹介する前に、まずは営業職の給与形態についてご説明します。平成16年の、厚生労働省による各企業が採用している給与形態についての調査では、「定額制」が99.1%(前回平成14年99.7%)、「出来高払い制」は6.4%(同6.7%)となっています。(複数回答可)ほとんどの企業が「定額制」を採用しているようですが、営業職の給与形態は他の職種とは違うのでしょうか?
営業職では他の職種と同じように基本給があり、その基本給の額は他の企業とあまり変わらないことが多いようです。つまり、営業職で稼げるようになるには、インセンティブの部分を増やすことが重要なのです!
しかし、単価の低いものをたくさん売って成績が良かったとしても、インセンティブがグンと増えることは期待できません…ある程度単価の高いものを取り扱う業界に入り、そこで営業成績を伸ばすことが高収入を得るための近道になるのです。
どれくらい稼げる?営業職の平均給料
自分の頑張り次第ですぐに稼げるようになりそうな営業職ですが、成績がいい営業マンもいればそうでない営業マンもいるのが事実です。様々な人をひっくるめた、営業職の平均給料はどれくらいなのでしょうか?
ここでは営業職の平均的な年収と月収についてご紹介します。
営業職の平均年収は、442万円(生涯賃金は2億4,661万円)だそうです。男女別に見てみると、男性は平均468万円、女性は378万円です。男女で90万円もの差があるのですね。
月収は平均30〜32万円で、手取りで計算すると23〜27万円程度だと考えられます。手取りの額は、地域や扶養家族がいるかどうかによっても変わりますが、他の職種の年収、月収とあまり変わらないようです。
次は、いよいよ稼げる営業ランキングをご紹介していきます。
営業において稼げる業界は?ランキングを紹介
営業の仕事では、経験を積んでいくにつれてノウハウが身につき、その分収入も大きく上がっていく傾向にあるようです。そして、気になる稼げる営業ランキングはこちら!
第1位 海外営業はかなり稼げる!
海外をしている営業マンの平均年収は、約507万円です。スポーツメーカーや製造業界など、様々な業界で募集されているのが海外営業です。
日本の企業が作った製品を海外の方に売り込むというのが業務内容ですが、どうして海外営業の給料が高いのでしょうか?その理由として、
1.取り引きされている商品の単価が高いことが多い
2.幅広い知識と専性をもった人材が採用されるため
という2点が挙げられます。1.については取り扱う商品の単価が高ければ高いほど、営業マンへのリターンも大きいのは当然ですよね。
2.について、海外営業で求められるのは高い語学力(TOEICだと最低700点以上)や専門性、さらには重大な事項を即決できる決断力、判断力をもった優秀な人材です。このような高いスキルをもった人が海外営業に従事するため、その分給料も高くなるわけです。
ランキングの中でも海外営業は年収が非常に高いの特徴です。
第2位 医薬品業界
医薬品業界の平均年収は約489万円であり、第1位の海外営業と比べると18万円少ないのですが、20代の平均年収では海外営業よりも46万円多い、約425万円となっています。医薬品業界の営業マンが若いうちから高い収入を得られる理由として、
接待や社内試験が定期的に行われるなど、”営業だけをしていれ”いうわけではなく、営業以外にもやることが多いので営業マンの定着率の高さを確保するためということが考えられます。
ランキンの中でも常に上位に食い込む医薬品業界は、コロナ禍でも好です。
第3位 ソフトウェア業界は稼げる注目業界
「ソフトウェア」とはコンピューター上で処理を行うプログラムのことをいいます。ソフトウェア業界では、スキルがしっかり身についていない若い世代では年収が低い(約375万円)ですが、30代になると年収500万円を超え、「稼げる営業」となっていきます。
第4位 金融業界
金融業界は「お金を扱う」という責任のある業務内容のため優秀な人材が求められ、それに伴って給料も高くなる傾向があるようです。金融業界は他の業界からの転職は難しく、新卒が採用されるか、同業界の中での転職がメインとなっています。
第5位 不動産業界
不動産業界では、20代で約379万円の平均年収が、40代になると約531万円に上がっています。不動産の営業で高収入を得ている人は、基本給が高いというよりも成績を上げてインセンティブの部分で稼いでいる場合が多いです。
ただし成績を上げるといっても、賃貸物件の契約だけではあまり給料は上がりません。しっかり稼ぐには、一戸建ての営業で物件を一棟売り、インセンティブの部分を増やすことが必要です。
稼げるトップ営業マンになるには
ランキングを参考に稼げる業界に入ったからといって、業績を上げなければ収入も上がっていきません。優秀な営業マンになるためには、どのようなことが必要なのでしょうか?
すぐ簡単に取り組めることや普段から習慣づけたていきたいことをご紹介していきます。
①相手の名前を呼ぶ
まずは簡単に始められることから。営業をかける相手の名前を意識的に呼ぶようにしましょう。人間は、自分の名前に敏感に反応するという習性をもっています。
また、話している相手に名前を呼んでもらうことで「この人は自分のことを気にかけてくれている」と感じやすくなるのです。名前を呼ぶことが顧客との距離を近づけるきっかけになり、それが結果的に成果をあげることに繋がります。
②相手のことをこまめに気にかける
仕事で関わる相手とはいえ、相手が自分のことを気にかけてくれると嬉しいものです。例えば営業中に話した内容をメモしておき、後日さりげなく「そういえば、その後あの件はどうですか?」と聞いてみるのです。
内容は、直接営業に関係のないことでも構いません。①でもお伝えしたように、自分のことを気にかけてくれていると相手に感じさせることが信頼を得る近道になります。
③優秀な営業マンに同行する
「学ぶ」ために、優秀な人を「真似る」ことで、より実践に移しやすくなります。自分より成績のいい営業マンに営業のコツを聞くと、口頭では教えてもらえるかもしれませんが、実際に営業の様子を見るのとは吸収できることの多さが違います。
さらに、実際に見に行くと、本人が意識していないことも学びに繋がる可能性がありますので、ぜひ一度営業に同行してみてください。
④「与える」ことを意識する
トップ営業マンは、相手に「与える」ことを普段から意識しています。今必要なことに対して、自分には何ができるのかを考える癖をつけるのです。
常に自発的に考え、行動する癖をつけておくことで、営業の場面でも「この顧客に対して自分ができることは何か」を瞬時に考えることができます。先回りして考え、行動することで相手への細やかな気遣いができるようになり、成績アップに繋がるでしょう。
まとめ
ここまで、営業職の平均給料や稼げる営業ランキングについて、またトップ営業マンになるコツをご紹介してきました。営業職では20代から給料が高い企業もありますが、経験を積んだ30代頃から成績と伴って収入も上がっていくケースが多いです。
稼ぎやすい業界に入ったからといって安心するのではなく、実力もしっかり上げていくということを意識していきたいですね。
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