カーディーラーの営業は「仕事がきつい」とよく聞きます。仕事がきついと言っても具体的になにがきついのかよくわかってない方も多いかと思いますので、「これから転職してカーディーラーの営業マンになろう!」と思っている方は、今回の記事を是非参考にしてみてくださいね!
①カーディーラー営業がきつい理由
②カーディーラー営業の心構え
Contents
カーディーラー営業がきついと言われている理由
カーディーラー営業がきついと言われている理由を具体的に紹介していきます。BtoC営業だからこそのきつさや、カーディーラー営業としての心構えも必要になるので、きつい理由について解説していきます。
1.ノルマ達成が当然という雰囲気
カーディーラー営業には販売ノルマが課せられてます。
目標台数とも呼ばれていますが、結局ノルマです。会社説明会等で「ノルマはありません」と説明を受けている方も多いと思いますが、実際はあります。
ノルマがあるのは営業をしている以上仕方のないことなんですが、問題はそのノルマが達成されて当然の雰囲気が社内で出されている環境です。
達成されてない時はかなり殺伐とした雰囲気になります。「身内に買ってもらえ」等の声が飛んで来るくらい、ノルマ達成は当然という雰囲気が出されているので、慣れてないと環境的にかなりキツイです。
2.売った後の事務処理がキツイ
「車が無事売れた!」ここで終わればいいんですが、終わりません。(笑)購入してもらったお客様からもらうべき書類が沢山あります。具体的には下記になります。
①新車注文書
②登録委任状
③保管場所証明書
④自賠責譲渡証
⑤割賦契約書
⑥JAF入会申込書
⑦自動車保険加入申込書
この他にも、中古車からの買い替えでしたら「下取り委任状」また、会社で自社のカード等を発行しているなら「カードの申請書」等、様々あります。この書類の回収がなかなかきついです。
カーディーラー営業は、車の知識は当然ですが、契約という面でもきちんとした対応が求められるので、人によってはきついと思う方も多いのが特徴です。
3.お客様とのトラブル
車の購入はかなりの金額が動きます。不備があった際の対応やお客様からの追加要求など、書面の手続きが完了した後も対応は続きます。カーディーラー営業が巻き込まれるトラブルを見てみましょう。
①納車予定時期のズレ
ディーラーのシステムで、新車の成約時にざっくりの納車予定時期が分かるようになっています。この予定はあくまでも予定なので生産工場の都合などカーディーラー営業マンが管理できない事情により納車の時期がずれることが多々あります。
納車予定より早く納品されるならまだいいのですが、送れてしまった場合はお客様によっては対応が大変になることがあります「この日に納品するって言ったよね?どうしてくれんの?」とか「納車の日に合わせてスケジュール入れちゃったよ」とか「一台くらいどうにかならんの?」、、、こんな苦情に発展します。
この対応がなかなかきついですが、こちらの不手際なので謝罪するしかありません。精神的にやられますので、忍耐力が必要になります。
②購入後の追加オプションの依頼
購入時に購入内容を確認した上で成約となるのですが、なかには追加でオプションを依頼してくる方も多くいますし、過度なサービスを要求してくるお客様もいます。
「この機能もサービスで追加して」とか「金額そのままでこのオプション追加して」等、、、成約後の仕様変更をするのはすごく面倒な作業になります。
それでも費用が掛からなければ対応しますが、問題は無料で追加出来ない時です。「出来ません」と直接伝える事も出来ないので、オブラートに話す必要があります。どのように伝えるかを悩む方が多いです。カーディーラー営業が伝えなければならない内容なので、経験豊富な先輩や上司等に相談して、うまく解決しましょう。
③連絡する頻度
車は製造、車検等の点検を経て納品されます。納車までの期間は人によってまちまちですが、納車までの期間に「どれくらいの頻度で連絡したらいいんだろう?」と悩むことがあるかと思います。
カーディーラー営業としてこまめに連絡をとったつもりでも「全然連絡してくれなかった」と言われたり、逆に連絡を取りすぎても怒られてしまったり調整が難しいところかと思います。
連絡の頻度は大体1週間に1回は入れる様にしましょう。
④納車前の洗車がキツイ
納車前の洗車は、担当のカーディーラー営業が行います。しかもスーツで、1台1台洗います。春や秋ならあまり温度差がないのでいいのですが、極端に暑ければ汗だくになり、極端に寒ければ手が凍るというきつい事態になります。
⑤クレーム対応の為に自腹
お客様のクレーム対応の為に自腹を切って対応することがあります。例えば「希望ナンバーの取り付け」「カーテレビの取り付けキャンセル」等のお客様都合によるオプションの追加、取りやめなどによる原因がほとんどです。
車を購入していただくにあたり、苦情や要望などがあった際はできるかぎり丸く収めたいので、カーディーラー営業が自腹を切って対処することもたまにあります。
自腹を切った際はそのあと必ず申請しましょう。
この他にも、会社によっては保険関係の営業をしたり、車を購入してもらって利用されてる方で、ナンバー登録されてない方に対して登録を依頼する為に休日返上したりと車販売の営業以外もあったりします。
会社によって営業方針は違いますが、いこうとしてる企業の検索はしっかり行ってから行きましょう。
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カーディーラー営業はきつい!まとめ
入社するにあたり余程大手でない限りは大卒だろうが高卒だろうが入社出来ると思いますが、「どんなサイクルで勤務してるのか?」「資格は必要なのか?」は調べておく必要があります。ここまでカーディーラー営業がきつい理由について書いてきました。
きついです、正直。
ですがその分給与に大きく還元されます。
ある程度割り切れて、お客様に寄り添える方には向いている職業です。悪いことばかりではありません。「ただなんとなく毎日をやり過ごすのではなく、多少の荒波を乗り越えながら働きたい」そんな方にピッタリな仕事だと思います。
最後まで記事をお読み頂きありがとうございました。
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